ぎっくり腰を予防しよう

「ぎっくり腰」。その名を聞いただけで、つらい思い出が蘇ってくる人も多いのではないでしょうか。

ぎっくり腰とは通称です。正式な病名は、「筋膜性腰痛症」または「腰椎捻挫」になります。

では、ぎっくり腰が起こる原因は何なのでしょうか。
私たちが、多いものを持つ、中腰になる、体をひねるという動作をすると、腰に負担がかかります。

これらの動作を、急激に行った場合、腰やその周りの筋肉、脊柱、骨盤などがびっくりし、必要以上に負担がかかる場合があります。
その結果、それらがゆがんだり、捻挫をおこしたりし、急激な痛みが伴うのです。

その痛みは突然やってくるので、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれているそうです。
特に腰が冷えやすい冬に発症することが多いそうです。

ぎっくり腰になってしまった直後は、痛みが一番激しいので、「安静第一」です。

そして腰を冷やしてください。一般的な腰痛予防は腰を温めるのが良いのですが、ぎっくり腰になってしまった場合は、必ず冷やしましょう。
腰を温めると症状を悪化させてしまいます。

数日間、安静生活を続けていれば痛みは軽減されていきますが、安静生活が難しかったり、続けられなかったりする場合などは、治療に行かれるのをお勧めします。

病院の整形外科や鍼灸、整体、整骨院などそれぞれ治療の方法は異なります。
西洋医学、東洋医学と様々な側面から治療方法がありますが、信頼のできるところを選び治療に行かれるといいでしょう。

また普段の心がけとして、腰を使う動作の時は特に気をつけながらゆっくりと動く、腰を冷やさないようにする、この二つを頭に入れておけば、ぎっくり腰にかかりにくくなります。

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ヨガで腰痛予防を

エアロビクス、ピラティスなどいろいろな健康法がありますが、根強い人気を誇っているのが、インド発祥の「ヨガ」です。

ヨガは、ダイエットだけではなく、腰痛予防にも良いと言われています。

ヨガは、インドで生まれ日本に伝わりましたが、いま、私たち日本人が行っているヨガは、多少のアレンジが加えられているようです。そのお蔭もあるのか特に女性の間で普及しています。

ヨガはいろいろなポーズを、深い呼吸をしながらゆっくりとつくっていきます。
効果としては、代謝が良くなる、筋力がつく、柔軟性が増す、体の歪みを調整するなどがあります。その結果ダイエットにも繋がり、自然と体全体がバランスよくなっていきます。

ヨガのポーズの種類はたくさんあり、腰痛予防のポーズも何種類もあります。
今回は、初心者でも簡単にできるポーズをご紹介します。
本やDVDなどの見本のようにできないからといってすぐにあきらめないようにしましょう。自分の現在の状態を観察し、ヨガを続けることでの変化を観察し続けることが大事です。

◆三日月のポーズ
これは、腰痛を予防し、初心者でも簡単にできるポーズの一つです。

足を肩幅ぐらいに開き立ちます。手は合掌します。
そのまま息をはきながら合掌したままの手と体を後ろに反らします。そのポーズをキープしたまま、ゆっくりと10数えましょう。
10数えたら、体をゆっくり(これが大事です)と元に戻します。

足を肩幅ぐらいに開き立ちます。手は合掌します。
手を真上にあげたまま体を左右どちらかにひねります。そのポーズをキープしたまま、ゆっくりと10数えてください。
そしてゆっくりと体を戻し、同じように逆方向も行います。

ただヨガが腰痛に良いからと無理はいけません。痛みを感じたらすぐにやめましょう。

体の変化が女性の腰痛の原因

女性のほうが、男性より腰痛に悩まれている割合は多いのではないでしょうか。

女性の体は、生理、妊娠、出産、産前産後など、急激な変化を体験します。それをきっかけに腰痛持ちになることが多いそうです。

女性は体の変化に伴い分泌されるホルモンの種類や量が異なります。
急激な変化を遂げることにより、腰痛が起こりやすくなるのです。

生理中および前後に腰痛で悩まされている方は多いと思います。
生理中はイライラ感や腹痛などの症状がでてきます。さらに腰痛が加わるので、専門機関で相談窓口を設けたり、薬の処方をしていたりするそうです。

妊娠中も別の種類のホルモンが分泌されています。
特に妊娠後期になると出産しやすくなるように体を緩めるホルモンの分泌とお腹が大きくなっていき、腰が反ってくるために腰痛が起こりやすくなります。

もともと腰痛持ちの人は、出産時は特に注意をしてください。骨盤矯正ベルトをうまく利用して出産に臨むなど、工夫が必要です。
また、出産直後も、無理がたたって腰痛を悪化させる場合があります。
赤ちゃんを抱き抱えたり、出産で大きな負担がかかったりしているためです。

骨粗鬆症も腰痛の原因です。更年期になると体の骨がもろくなってきて、腰痛も起こりやすくなります。気をつける必要があります。

女性の腰痛の痛みは症状に応じて痛みの大きさも人ぞれぞれです。心配なことがあったら専門家や医療機関で相談されることをお勧めします。
リラックスすることは痛みを和らげるためにいいことです。常日頃からリラックスする工夫をしましょう。

腰痛の原因をまず知ること

腰痛とひと口に言っても、原因は様々です。

どのような原因で腰痛になっているか分からずに、マッサージを受けたり、体操などをしたりするのは逆効果の場合もあります。注意しましょう。
腰痛には大きく分けて二つの種類があります。

◆背骨に原因があり、筋肉の異常からくる腰痛
具体的に症状例を挙げます。

椎間板ヘルニア、腰痛症(筋膜性腰痛症)、変形性脊椎症、骨粗鬆症などです。
その中でも椎間板ヘルニアで悩まれていて、手術を受けたり、定期的に通院をされたりしている方は多いと思います。

腰痛症(筋膜性腰痛症)は、いわゆる「ぎっくり腰」です。寒い時期はとくに気をつけてください。
更年期以降の女性の場合、骨粗鬆症から腰痛持ちになる場合も多いようです。
このように筋肉疾患を原因とする腰痛だけでも多種多様です。

◆内臓の病気が原因で起こる腰痛
例として、腎臓結石、尿管結石、大動脈瘤、婦人科の病気などが挙げられます。
内臓の病気は、なかなか腰痛と結びつかないことが多いので、特に注意しましょう。

腰の痛みが長い間ひかず、病院に行ったら、内臓の病気が判明した、ということも多いようです。
特に尿管結石は腰痛と痛みが似ているので、筋肉疾患を原因とする腰痛と勘違いしやすいそうです。

上記のように腰痛の種類及び原因は人それぞれ異なるので、腰痛の原因を知ることが必要です。
間違った判断や知識を持つと逆に悪化させてしまうこともありますので、腰痛で悩まれていたら専門家に診てもらい適切な治療をされることをお勧めします。

便利さは腰痛の敵?

現代病の一つとも言われている腰痛ですが、多かれ少なかれ腰痛に悩まされていない人はいないのではないでしょうか。

そもそも腰痛がおこる原因は何なのでしょう。

腰痛は現代病と言われていますが、本当にそうなのでしょうか。
実は、人類が二足歩行をし始めてから、腰痛が起こるようになったという説もあるのです。

動物は、四つん這いで歩きます。これは、体の負担を分散させ、自然に体全体のバランスを整えているのです。だから、動物には腰痛はないそうです。
人類は、二足歩行という進化により、体を下半身だけで支えることになりました。

これは、四足歩行より、下半身に倍以上の負担がかかります。
特に腰は、体を支える中心でもあり、非常に負担がかかっているのです。そして、その予想以上の負担が「腰痛」なのですね。

長い歴史(?)のある腰痛ですが、昔の人々はそれほど腰痛に悩まされていなかったようです。
それは何でも手間暇かけて自分の力で行っていたからだとも言われています。
自分の足で歩き、家事や肉体労働をすることで腰を鍛えていたからです。

現代の社会は便利な反面、腰痛の原因がたくさんあると言われています。
ほとんど歩かなくても目的地に着くことのできる交通機関の発展、全自動洗濯機、簡単に湧かせるお風呂などの家事の簡略化、パソコンなどのコンピューターの発達など、私たちの便利な生活がますます腰痛持ちの人々を増やしているのです。

ストレッチ、ヨガなど腰痛予防の対策がたくさん謳われていますが、まずは昔の人々の生活を参考にし、自分の生活を見直してみるのもいいのかもしれません。